8月は、まち塾サロン強化月間!!(といっても、月末1回を2回開催としただけですが(^^;)
いやいや、しかし1回1回は熱いのですよ!
8月2回目のしゃべり手は、人と動物とをつなぎ、お互いに幸せになることの伝道師、アニマルリンカー つまき♪さん。
つまき♪さん 初お目見えです。
この方、サロン開催のご紹介時にもご案内させていただきましたが、普段は関東ご在住ですなのですが、数年前山陰で住まわれていたことなどがご縁で、現在BSSラジオおしゃべり本舗にて、月1のコーナーをお持ちです。で、時々山陰にもお越しいただいているところを、なんと無理やり(冗談で(^^す)、まち塾にお立ち寄りいただきました。
サロン第二弾は25日(月)6時半より、いつものとおり、まち塾事務所にて開催。
いつものまち塾サロンの風景
実は、つまき♪さんとお会いするのはその時が初めてでして(本番までの打ち合わせなどは、すべてメール等でしておりまして(^^;))、そしてなんと、当日は、つまき♪さん!のお母様までお立ち寄りいただきまして、若干緊張(といいますか、ゆる~~いサロンの雰囲気におべられてしまうかと・・)したのですが、お二人とも、とっっっっっても、心やさしく、気さくな方で、そしてなにより、ちょ~~~お元気な方で!!! いつものサロンのとおり、ゆるく、楽しく、和気あいあいと始まりました。
当日のお題はですね、「動物と一緒に幸せになる方法 ~松江バージョン~」
(つまき♪さんのブログにも、まち塾サロンのことを紹介いただいております!!)
動物も人も一緒に幸せになれるような接し方、感じ方などをお話いただきました。
これまたいつものサロンのように、ちょ~~~多岐にわたるお話でしたから(^^、まとめることはできないのですが(笑)・・
人の生活・行動一つ一つはですね、なにがしらの動物たちと必ずどこかで連携、連鎖していることを改めて再認識するのが重要なんですよと。
確かに、言われてみればそのとおり。木を切るのも、道を作るのも、台所から水を流すのだって、ご飯食べるだけでも、なにかの生き物になにかの影響を与えています。
大っきく言えば、地球の中で暮らしているわけですから当然で、相対的にみれば、他の生き物が日常生活するうえで、人に与える影響に比べれば、人が他の動物に与える影響はずっと大きい。言われてみればそんな気もしたりして。
で、そのうえで、動物の気持ちもちょっと考えながら生活してみると大変と思いきや、意外とこれは楽しいし、結果として人の生活にとってもいい効果が生まれるんです というのが、基本的な考え方なのです。
・・・・とはいってもね、動物が心地いいかどうかなんてわかんないですよ~~・・と思うじゃないですか。出雲弁は話せても、ゴリラの言葉とか鳥の言葉とか どうしてもわかんないし。と思いますよね。
つまき♪さんからは、全然大丈夫で、動物目線で、でも、自分の感覚で、心地いいかどうかを判断すればいいとのこと。そして、ポイントとしては、その動物が「行動に選択肢がある」ようにしておくことがいいのです。とのことでした。たとえば動物園の話もたくさん紹介いただきましたが、動物目線と自分の感覚とを信じて、動物園の動物環境を創りだすことや提案することは、それはとても楽しい作業になるし、そうやって整えられたり、リノベーションされた動物園などは 結局とても人気が出るとのことなのです。なるほど!
なんて、書いてみると真面目な話っぽいのですが、これは文章力の問題(^^;。 当日は、たっくさんの動物の画像、動物園の紹介などがあって、さながら、つまき♪さんご案内、動物園バーチャルハシゴツアーの様相で、今回もたいへん面白かった!
たとえば、サル山っていうと、たいがい裸の山にサルがたくさんいて、てっぺんにいるのが大親分というイメージなのですが(^^、あのサル山、実は上野動物園が最初に整備して、以降、だいたいの動物園のサル山は上野動物園に倣ったんだとか。サルやゴリラは、本来は人の背丈もある緑地帯の中で生活するのであって、ほんとは、そんな緑地帯の中でサルたちを「見つける」のが楽しいんだそうです。
一方で、オオサンショウウオが水深4mから泳ぎ上がり、水面に顔を出して息を吸い、また水中にまで戻ってくるまでの一連を録画した動画なんかも特別に見せていただき、みんな感動!
(このオオサンショウウオは、長良川で撮影されたものでして、とある会社員の方が、ず~~っと水中に潜りこんでやっと撮影されたちょ~貴重なものとのこと。ちなみに、この会社員さんが、どのくらいオオサンショウウオが好きかといえば、長良川にいるオオサンショウウオを個体識別できて、そし命名しているらしい(^^!!)
後日、ご友人によるオオサンショウウオ命名の一部をメールでいただきました。
小顔美白のキャサリン
真っ黒巨体のジョン
おっとり自由奔放なステファニー
褐色が自慢のジョージ
死体で発見されたローレンス
前足全損のコブラ
だそうです。識別は30~40くらい可能とのこと。 すごすぎ!!!!
あと、このオオサンショウウオの絵本もすごすぎ!!(つまき♪さんイラスト)
そうえん社より(こちらもご覧ください。)
国内外の動物園を渡り歩いておられるつまき♪さんですから、それこそ、ご推薦動物園も教えていただきました。
ご推薦視点「動物がイキイキしている!」
ホワイトボードに書き殴った、推薦 一度は行っておきたい動物園BEST5
■ベア・マウンテン(北海道帯広市)
野球場3つ分の広さにヒグマのみが在住。自然環境をキープし、その中を人が歩いたりするようになっている。魚を捕るヒグマの姿など、実生態が実によくわかるそうです。迫力も満点!
飼育員さんも、「ヒグマ」ということで、お客さんの足が一歩進んでいないのを気にしておられるそうで、いろいろ工夫をこらした紹介作戦していて、それも楽しいとのこと。
■ズー・ラシア(神奈川県横浜市)
横浜市という、ちょ~~~都会にありながら、自然環境豊かに整備されている動物園。
自然環境を確保するため、現在もエリア拡大中!!なんと、最大53haにもなる、国内最大級の動物園になるかも。園長さんが「動物園学」という本を出版されるくらいとても先進的な方で、いろいろと試しておられるようです。
■到津(いとうず)の森動物園(福岡県北九州市)
ある意味ズー・ラシアの対極(^^。 少ない資金で、飼育員さんのアイデアと汗で動物やお客さんに喜んでもらうことに力を入れている動物園。参加者の方も「闘う動物園」としてご存知でした。ここの緑化活動は見もの!だそうです。
■東京・大島公園動物園(東京都大島)
大島です。「大島に動物園あるの?」と思ったのですが、あるのです!しかも結構大きい!つまき♪さんもまだ未見なのだそうですが、たくさんのお知り合いからの情報などで、相当に「期待大!」な動物園なのだそうです。都立の動物園で、ここも相当自然性豊か。大島なので、なかなか容易にはいけないけれども、想像以上にたくさんの動物たちがのびのび暮らしているようです。
■盛岡市動物公園(青森県盛岡市)
日本の動物に特化している動物園です。自然環境豊かに整備されているのはもちろん、なんと飼育員さんがガイドしてくれる動物園とのこと!!
■旭山動物園(北海道旭川市)
ここでやっと登場旭山動物園! ここの功績は「お客さんの育ててくれた」とのことでした。行動展示というやり方を世に広めてくれた立役者。
■番外編
マソアラ熱帯雨林(スイス チューリッヒ)
チューリヒのまちの中に、なんとマダガスカルの自然を完全再現!!ドーム式で、温度・湿度等環境まで完全再現です。
そこの自然の中を歩いて、自然の中に暮らす動物を「みつける」ことが楽しい動物園なのだそう。
スイスをはじめ、ヨーロッパ各国は自然環境に対する考え方や守り育てる文化が成熟していて、その建設費、維持管理費などの多くは「寄付」で賄われているし、また、運営側も「寄付を募る」ことにすごく労力と時間をかけているそう。
なかなか通常では出てこない ツウ好み動物園紹介!! 行きたくなってませんでしょうか(^^
あとですね、松江の地から近接する「安佐動物公園」は、ベスト10に入るそうです。オオサンショウウオの人工飼育の功績とか、飼育員さんの頑張りがすごいとのこと!
さて、そんなバーチャル動物園な2.5時間。 あっというまの閉店時間となり、しかしながら、もっと話をいつか聞きたいとのことで、またつまき♪さんには、いつかお越しいただくことでお開きとなりました。
尻尾切れですが、25日のサロンの様子でございました。当日お越しいただきました皆様、ありがとうございました。