まち塾サロン、5月号に引き続きまして、6月号の宴も、ゆる~く、そしてとても賑やかに開催されました。
毎度のことながら、開催されましたのは、6月最終金曜日の夕方から夜にかけて。あいもかわらず、ゆるやか~~にお客さんがお集まりいただく感じです(^^。それがまたサロンのいいところ。いつ来てもOK! いつ去ってもOK?!
さて、今回のしゃべり手は、三代香衣さん
麗しきお若い女性です!
丁寧に、かつ熱く語る三代さんの図
しかして、今回のお題はですね、なんと 石見神楽!!
~進化し続ける伝統芸能~石見神楽を100倍楽しむ方法
と題しまして、石見神楽の魅力を思う存分語っていただきました。
今回は、神楽大好き神楽女子の力がみなぎっていた
サロンとなっておりました(笑)。
三代さん、出雲地方の方ではあるのですが、お仕事で石見のほうに行くことがあり、そこで石見神楽にすっかりはまったそうです(^^。
出雲に住んでいて、なぜハマるのか?? というところをですね、素人である参加者の方(つまり自分(笑))に、懇切丁寧に語っていただきました。
パワポの目次。石見神楽初心者にもよ~~く伝わるわるような構成となっておりました。感謝。
まずは石見神楽のそもそもの誕生とか、派生とか。もとは庶民の田楽に起源があるとのことで、ちょ~~びっくり!
佐陀神社の奉納神楽から派生して派生して、石見へ、そして広島へ広がっていったんだそうで、それぞれの地域に特色があるのだそうです。
神楽派生の図 スクリーンに直接マジックで書く!?いや、実はホワイトボード。
その後、三代流 演目ごとの神楽の楽しみ方がご紹介。
個人的には、ちゃんと演目ごとにストーリーを事前に頭に叩き込まないとわかんないのかな~ とか思っていたのですが、三代流はちとちがった!
もちろん、そういう楽しみ方も本道としてあるうえで、三代流は
・「大蛇」の演目は、あのなが~~いい、大蛇の胴(蛇腹というらしい)がとてつもなく重い! それを軽々しく動かしているのを見るだけで感動。
・時々、大蛇の演者同士でこっそり動きを助け合っているんだそうで、そこがキュンとなる。
・その結果「スサノオさん!大蛇を倒さないで!」と感情移入
なんだそうです(^^。
三代流楽しみ方その1 大蛇の巻
そんな楽しみ方ありですか!!?? と思ったら、参加者の神楽女子、うなづいておられるし!
あとですね、「神楽を見ている子供に注目」とか(演者がお菓子などを投げる演目がある(恵比寿)ので、そこに集まる子供たちの姿がカワイイとのこと)、子供神楽はハンパなくすごい!侮ってはいけない! という話とか、写真撮影も腕がなるんだ!!などなど、神楽見るポイント満載で教えていただきました。
そして、お話がいったん落ち着いたところで、今度はですね、当日お客さんでお越しいただいていた方が、マイ横笛を取り出し、神楽の生演奏をご披露いただくことに!!!
この日はわざわざ笛をたくさんお持ちいただいておりまして(しかも、ご自身で作られた笛もありました! すげ~~!!)、普段も神楽で吹かれているそうです。なので、本物の神楽笛なのです!
これが、ほんと~~~~~~に!!!いい音!!サロンに響き渡る笛の音は、ちょっと感動的でさえありました。
しかも、石見神楽の節は、どう行列とはまた違う雰囲気があって、すごく贅沢!
思わず聞き入る参加者のみなさんの図
その後、参加者全員による「笛はふけるのか??」検証大会(^^開催
笛の音が出ない・・・・
この日もあっというまに お開きの時間を迎えたわけです。
出雲地方に住んでいると、どうしても石見神楽にもう一つ近づききれないと思っていたのですが、全然そんなことないみたい。実際、こうやって、足取り軽く神楽を梯子する女性たちがたくさんおられるわけでして。
せっかく島根にすんでいるのだから、また、神楽のミカタも教えてもらったのだから、あいかわらずお気楽に、神楽を見に行ってみようと思った次第でした。
当日お越しいただきましたみなさま、また、しゃべり手いただいた三代さん 本当にありがとうございました。
神楽シリーズも、第二弾、ぜひまたお願いしたいです。
さて、7月号サロンは ちょうど天神さんまつりとかぶりますので、お休みを頂戴し、天神さんまつりを楽しみたいと思います。ぜひ、みなさん天神町、白潟本町にお越しください!!たのしいっすよ!!
天神さん夏祭りHP
そして、8月から再びサロン、復活します。詳細は、またご案内いたしますので、ぜひお立ち寄りくださいませ~~(^^
最後、パワポの中に出てきた、神楽とのつながりかたの一例でし。
パワポもとっても面白かった!