【まちコレ番外編 ご報告】『松江の水辺は渡り鳥の国際空港』開催しました!

二月も下旬になり、ようやく“光の春”を感じられるようになってきました。まだまだ寒い日もあるのでしょうが、梅の花もぼちぼち咲き始めたようで、春の訪れが近いことを実感します。

さて、2月8日(土)に開催した真冬のまちコレ『松江の水辺は渡り鳥の国際空港~まつえ水鳥観察まちあるき』、そして、2月21日(金)に開催したまち塾サロン『ラムサール条約登録地ってホントはすごいこと!!』にご参加いただいた皆さま、そしてスタッフとして関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。今回、ひとりでも多くの人におもしろかった、初めて知ったといっていただける嬉しさを知ることができました。プログラム企画にあたってはいろいろと細かい反省もありますが、とにかくやってみてよかったと心から思っています。

渡り鳥の国際空港1
※2月8日は大雪予報が出るような日ではらはらしていましたが、小雨の中、なんとか開催することができました。

渡り鳥の国際空港2
※寒い屋外で水鳥を見た後の、温かいティータイムは嬉しいもの。見てきた鳥のふりかえりを日本野鳥の会の方に、ラムサール条約の話を環境省松江自然保護官事務所のレンジャーの方に、それぞれしていただきました。

渡り鳥の資料
※今回、使った資料の裏表です。野鳥観察をゲーム感覚で楽しめるようにネイチャーゲームの手法のうち、フィールドビンゴを利用してみました。

参加者のおひとりが、ご職場のブログにこの時の様子を載せてくださいましたので、紹介させていただきます。観察会の様子をとても丁寧に載せてくださっています。とっても嬉しくなりました。

また、8日のまちコレでは、水鳥観察後に、宍道湖・中海同様に2005年11月にラムサール条約登録湿地となったサロベツ原野の人たちとGoogle+のビデオハングアウトという機能を使って交信しあい、お互いの住んでいる場所のことを紹介し合いました。あちらの交信の窓口となってくださったのは、サロベツ原野のある幌延町というまちの法昌寺というお寺のご夫妻。そのお寺での2月8日の活動の様子、松江との交信の様子が北海道庁のブログにUPされたそうですので、こちらも紹介させていただきます。
イベント名は『サロベツ原野は渡り鳥の国際空港』。 こちらに合わせてつけてくださったそうです。

http://plaza.rakuten.co.jp/machi01hokkaido/diary/201402200003/ (北海道庁のブログ 『超!!旬ほっかいどう』)

二月も下旬になると、宍道湖、大橋川周辺では、カモたちの姿が大分減ったような気がします。最近は夕方のもう暗い空の上から、何十羽、あるいは何百羽のカモたちの鳴き交わす声が降ってくることがあります。姿は見えませんが、北帰行を開始したかなと思い、しばらく立ち止まって声が遠のくまで見送っています。こんな時間に飛んで行くのだから鳥目というのは全ての鳥には当てはまらなさそうですね。
次は遥か北の大地へ!! どうか今年も元気に行ってきてほしいと思っています。

※2月21日(金)のまち塾サロン時に、環境省松江自然保護官事務所さんより、『日本のラムサール条約湿地』『日本の国立公園』という資料を提供いただきました。美しい写真と詳しい解説つきの素晴らしい資料です。なかなか手に入らないものだと思います。部数に限りがございますので、ご興味のある方は早めに事務所までお越しください。

環境省さんからの資料

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