お散歩日和・まつえ街中の春

桜の花が散り、次は木々の新緑が楽しみな季節になりました。お昼休みは事務所にずっといるのがもったいなくて、最近はカメラを持ってお散歩に出かけています。陽光の暖かさを身体に感じると嬉しくなり、これが一番シンプルな生き物としての喜びではないだろうかと感じます。

大橋川周辺、白潟公園。お昼休みは短いけれど、超身近な春を楽しむには十分です。

もう4月中旬なのに!まだまだ、北へ帰らない最終居残り組のキンクロハジロやヒドリガモが何羽か、波に揺られていました。もしかして餌付けされて帰る気をなくしてしまったのかな・・・。彼らの生態が歪められてしまっていないか、ちょっと心配になりました。

・・・と、夏羽になっているユリカモメ見~っけ!!冬場には目の横ら辺にうっすら黒い斑点があるくらいで、真っ白だった頭が、目出し帽をすっぽりかぶったみたいに真黒!!ひょうきんにも見えるし、顔が真っ黒くなって人相(鳥相)が悪くなったようにも見えます。彼らの変身ぶりが可笑しくてひとりで笑ってしまいました。

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※頭が黒いのが夏羽になった個体。まだ渡らなくて大丈夫なのか彼らのことも心配です。昨年はこの時期にはいなかったぞ。

さて、こちらは大橋川上空を飛んでいるミサゴです。ミサゴは英語でOsprey(オスプレイ)。そう、オスプレイとは一時期ニュースによく登場していた戦闘機の名前です。オスプレイ=戦闘機といて有名になってしまいましたが、本物のオスプレイは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている希少な鳥です。そんな希少な鳥が松江の街近郊で普通に見られるのですから、やっぱり松江は自然環境が豊かなんだと思います。ミサゴは小ぶりながら精悍な猛禽で、白く美しい翼で広げて悠々と飛び、魚を見つけると急降下して捕えます。他の猛禽と比べて、魚の掴み方にも特徴があります。古い時代から魚を捕るタカ(魚鷹)として知られ、日本書紀には覚賀鳥という名で記述があるのだそう。いつか魚を捕るカッコいい瞬間をカメラに収めてみたいと思っています。

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※一昨年2012年に、松江市内の鉄塔に取り付けられたNHKのカメラの前に偶然にもミサゴが営巣し、NHK番組「ダーウィンが来た!」で子育ての様子が紹介されたそうです。残念ながら私は見逃しましたが…。

そして、こちらはイソヒヨドリ。私はこの鳥が大好きです。今まで住んだ地域(長野、京都、北海道)では見られなかった鳥ですが、こちらには留鳥としてたくさん生息しており、すっかり顔なじみです。雄の羽色は美しい青色で、胸とお腹のところは鮮やかな赤となっています。さえずりも非常に美しく、朝は早くから、夕方はかなり遅くなるまで鳴いている時があります。道路を普通に歩いていて明るい澄んだ声が降ってくるので見上げると建物の屋根やアンテナにとまっている姿をよく見かけます。白潟公園の常連でもあり、同じく常連の私に興味があるのか、一定の距離を保ってこちらの様子をうかがっています。好奇心旺盛なんですね!

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※左上:雌?若鳥? 右上:雄 下:クロガネモチの枝にとまるイソヒヨドリ雄

白潟公園で日向ぼっこしていると小さな隣人がまだまだやってきます。セグロセキレイやハクセキレイ、こちらも北へ帰らないのか冬鳥のツグミ、そして足元の草に紛れて餌をついばむスズメたち。毎日行っても飽きません。隣人を訪ねて天気がよい日はまた散歩に行こうと思います。

スライド4
※上:ツグミ 下:餌を探すスズメの群れ まるっこい頭を並べて餌をついばむ様子がかわいらしいです。

ツタバウンラン
※大橋北詰の土手の石垣にはツタバウンランがびっしり生えていました。可愛らしい紫の花を咲かせていました。

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