まちコレLab.をのぞいてみよう。その1

秋のまちコレに向けて、着々と準備が進んでいます。すでにプログラム講座(通称まちコレLab.)が2回終了して、個性的なプログラムの種が播かれはじめました。今回は、大庭周辺を舞台とした「ふどきのおか日和(仮称)」のプログラムづくり講座と同時開催です。

ちいさな楽しみの見つけ方・人をつなぐのが得意なまちコレLab.のメンバーと、本物を知っている専門家が多いふどきのおか日和のメンバーが、一緒にプログラムを考えることで、舞台を越えたつながりと、新しい視点が入って、とても魅力的なプログラムが多数できることでしょう!乞うご期待!!

今回初めてプログラムをつくるよ!という人も多く参加しているこの講座。では、どんなことをやっているのか、少しご紹介しましょう。講座は大きく分けて3つの内容を行いました。

1.まちあるき講座
まちあるきの経験豊富なメンバーが、これまでの経験談を交えながら、まちあるきの効果や視点の話をしました。個人的には、いかに女性に来てもらえるかと悪戦苦闘した話が印象的でしたが(笑)、ここではまち塾が整理した地域の魅力を見つけるポイントを書いておきます。

地域の魅力を見つけるポイント
〇見渡したい(美しいまち並み、自然景観等)
〇見つめたい(焼き物、伝統工芸品、鏝絵、狛犬等)
〇知りたい(歴史、由来、由緒等を勉強したい)
〇想像したい(かつてのまち並みや、人々がどのような生活をしていたかを頭の中で思い浮かべたい)
〇味わいたい(酒、名物料理、てづくりのお惣菜等、お気に入りのcafeなど、そこでしか食べられないもの)
〇綺麗に健康になりたい(有機栽培された作物、温泉)
〇話したい(まちに住む人との会話を楽しみたい)
〇雰囲気を感じたい(厳かな寺社、酒蔵見学、工場見学)
〇体験したい(調理、染物、ヨガ)

2.まちあるき・ちいさなイベントの種をみつける
参加者は、まち塾が作成した通称「タネモミシート」に、好きなこと、プログラムで取り上げたい地域の魅力や、こんなことしたら楽しそう!というアイディアを書いてみます。そして、それをもとにグループ内で話しながら、自分では気づかなかった魅力、他の人が面白いと思う視点を取り入れていきます。

3.一押しアイディアの紹介
グループ内でいろんなおしゃべりをした後、あらためて、今度は通称「タネダシシート」にアイディアをまとめました。始めに出したプログラムの種が、グループで話しているうちに、不思議とブラッシュアップされていきます。そして、タネダシシートを書いた後は、全員のアイディアと、これはおもしろいなーと思った他のプログラムの種を発表しました。

え、なんでそうなったの??しかも2つも!! と、途中経過がとっても気になるアイディアもありましたよ。どんな風に育っていくのか、とっても楽しみです。
秋のまちコレは10月中旬から開催予定。どんなプログラムが揃うのか、講座を主催している我々も楽しみです。なるべく近いうちに2回目の講座の様子もご紹介します。お楽しみに!!

まちコレLab.: http://www.mmjuku.or.jp/archives/info/lab2013autumn

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