まち塾サロン2014・10月号「空き家が気になっているあなたへ~住まいの思想とリノベーション~」開催!

まち塾サロン10月号、10月31日(金)の夕方から にぎやかに開催されました。 写真 2014-10-31 19 42 34

今回は、ちょいと満員御礼のまち塾サロンの様子です。
今回のしゃべり手は、NPO法人いずもおろちの面代真樹さん。 そして、もちろんといいますか(^^、面代さんの奥さまで 雲南市で、古民家リノベーションでカフェをされておられる、カフェオリゼの佐美さんもご一緒にお越しいただきました。

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しゃべり手となっていただいた、面代真樹さん佐美さんご夫妻です。前半はご主人真樹さん、後半は佐美さんの独壇場でした!

そしてそして、当日のお題は、空き家リノベーションのお話。
まち塾サロンとしては大変珍しく(笑)、最初から会場が満杯になるような状況での開催となりました。
いつものように最初にご参加いただいた皆様に簡単に自己紹介していただきつつ、面代さんからのご要望で「空き家リノベに関して、どんな興味をお持ちなのか??」ということを一言ずつ頂戴しました。 そうするとですね、空き家に関することってたくさんの興味ポイントがあるんだなぁとしみじみ。 比較的多かったのが、「空き家の見つけ方」ですね。住んでみたい、活用してみたい、関わってみたいとは思いつつ、どこに聞いたらいいのか??という方。 そのほか「空き家改修の動向」、「近隣の高齢の方から「自分の家空き家になるんだけどどうしたらよいか?」と聞かれて・・」という方、「昔、中古住宅を購入して改修したが、どえらい費用をかけてしまった。その反省で」という方、「自分の仕事上、空き家をどのようにまちの方が思っておられるのか知りたい」という方、などなど、ほんと様々(^^。

面代さんには「ハードル上がりました?」とお伺いしたのですが、「かえって話すことがはっきりしてハードル下がった」とのご回答(^^。 さすがでした。

さて、面代さん、現在のご職業前までは、県西部吉賀町にて福祉と地域づくりをミックスさせた事業に関わっておられたり、さらに前には関東のほうで、書籍編集に関わっておられたりで、様々なご経験と知識をお持ちです。 空き家やリノベーションの話題も、書籍編集時のご経験などをふまえつつ、参加者の方々の興味へのご回答もいれながらお話いただきました。

これまたあまりに多岐にわたってお話いただいたので、自分の頭ではなかなか記憶しきれない中ですが、当日の概略をかいつまんで・・・

■まずは、面代さんの自己紹介をふくめ、建築にかかる書籍編集時代でのご経験
建築の書籍編集時代に関わられた、とある住宅建築における、施主の設計者に対する要望をご紹介いただきました。
そこには、具体的な間取りとか必要な設備とかではなくて、住宅のたたずまいとか(品のよい建物という言葉でした)、そこでの住まい方とか、どんな瞬間を自分は心地よいと感じるか? とか、そんなことが8項目 ならんでいました。 それからできあがった住宅もまた紹介してもらって、参加者みんなで「ほぉ~~!」とちょっと感動。

■空き家のプロローグ、空き家ってなぜ生まれるのか?? という根本的なお話
空き家と一言で言うには、なかなかに種類が豊富。誰かに借りてほしくてそれを待っていたり、買ってほしくて待っていたり、別荘として使っているけど今は使っていなかったり・・・そんなのも、空き家の一種。でも、一番問題なのは、端的にいえば、積極的な使われ方が所有している方も決めきれない「なんとなく空き家(分類上、「その他」となるそうです)」だそうで、この急増が大問題。 所有している方も、積極的に貸したり売却したりするかというと、それもなかなかのようで、面代さんいわく、調査結果でも、100件以上の空き家のうち、積極的に貸し出そうという思いのある方は、数件 なんだそうです。

なぜにそうなるか? といえば、いろいろ所有者のご事情等もあるのでしょうが、多くは「貸せる状態にできない」のだそうで、たとえば どなたかに貸そうとした場合には、必須となるような設備(風呂とかトイレとか)がなかったり、あるいはそうでなくても、内装とか、構造とか、貸そうと思うと、それなりの費用がかかる・・・が、その費用はない。 そんな状態が多いんだそうです。

■福祉に絡めての間取りのココロエ・・
リノベからちょっと波及して、建物の間取りについてのお話。
面代さん、過去に県西部にて、福祉に絡めた地域づくり関連の事業にも関わっておられて、人が集う場とかをたくさんみてこられたとのこと。その中では、
・場所を先に作るんではなくて、なんとな~~っく、普段から地域のじいちゃんばあちゃんが集まっているような場を探して、そこをさらに心地よく整えるような手順が大事。
・集う場づくりは、その本質をきちんと見極めないとだめよ!(事例としてお話いただいたのは、集会場などで、だんらんの場としてよくつくられる「いろりの間」。ほんとはほとんど人はそこにはいかなくて、ソファなんかでみんなくつろいでいます。だって、イロリの間の本質は、さむ~~いい季節に、暖を取る唯一の手段として、みんながそこに集まった場所なだけだから ということ。 な~~るほど! 確かにそうかもしれませんと思った次第です。

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面代さん県西部での事業実施のレポート。近未来(現在?)の自分とこの町を見ているようで身に染みました。

■そしてカフェオリゼのリノベーション
ここからは、奥さん佐美さんの出番です(^^! 不動産屋さんから紹介された一軒の古民家がカフェになるまでのひとつひとつを丁寧にお話いただきました。いわく、

・不動産屋さんからの紹介は、サービスが行き届いていてよいということ。
・古民家をみたり、買う前に知り合いの大工さんにつきっきりで、なんでもかんでも相談にのってもらったこと。
・設計事務所の方にも相談していたけど、最終的にはよく知っている大工さんと一緒にすることにきめたこと。
・大工さん、山口からおよびして、1か月、リノベーションのためにこちらに住み込んでもらったこと
・カフェオリゼの理念に基づき、リノベ材料も自然材料にこだわった!
・自前の施工は、ほぼ佐美さんによる!(と、ここは、佐美さん力説)

出来上がったカフェオリゼは、なんとも雰囲気のある、素敵なカフェ空間にできあがっております。

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リノベーションされた、カフェオリゼのなんともよい雰囲気です。

カフェオリゼについては、ぜひコチラをご覧ください。

とまぁ、サロン当日のお話をちょ~~ざっぱくにご紹介。ほんとは、もっと総体的なお話とか、たくさん頂戴しているのですが、まとめ能力の限界です(笑)。 ご興味ある方、ぜひ、本物のサロンへお越しくださいませ(^^;。

空き家に関することって、ほんとに話題が多岐にわたります。しかし、その多くを網羅していただけるような、これまた多岐にわたる切り口から、面代ご夫妻にはお話をいただきました。

参加者からは、あいもかわらず、いろんな意見が飛んできたりして(^^。
でもですね、空き家を見つけること、それを改修したり、リノベーションすること、リノベーションした空き家を使い続けること、そのいずれの段階でもですね、たくさんの人とつながって進めていくのが大事なんだなぁ~ と つくづく思ったサロンでした。

というてる間に、時間があっという間に定刻になりまして、9時に中〆めとし、その後、解散するのが名残惜しい感じで、それぞれが和気あいあいと歓談し、空き家ネタで、またやりましょう!という雰囲気で、9時半くらいまでにぎやかなサロンとなったのでした。

サロンご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
またしゃべり手いただきました、面代真樹さん、佐美さん、ほんとに面白いお話、ありがとうございました!!

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