【まち塾サロン報告】2017.9月号その1「時代はぐるぐる~ 出雲の中世ってどんな時代??」開催ご報告

開催前に急きょ作成した店の前に張り出す看板! なんとも怪しい出来栄え(笑)。

 

去る、9月8日(金)の夕方から、ひさびさのまち塾サロン2017.9月号その1を開催させていただきました。

久々の開催ということもありまして、どれだけの方にお越しいただけるものか???甚だ不安満載な状態ではありましたが(^^;、ふたを開けてみれば、はじめてまち塾にお越しいただいた方、久方ぶりにご参加いただいた方、遠くは出雲の方からなど、とても多岐にわたる方々にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

そして、今回のテーマは「出雲の中世」! 普段あまりお目にかからない、もとい!お目にかかれない!テーマ!

新しい出雲の風景を感じる切り口としてサロンとなりました。

話し手いただくのは、新居浜工業高等専門学校の佐伯さん。今回わざわざご来松いただいたわけでして、ほんとに、こんなにゆる~いいサロンにお越しいただくなんて恐縮至極(^^;。でも、お話はとてもわかりやすくて面白かったです!

もともとは、島根県庁にお勤めで、しかも文化財関連の専門職、もっといえば出雲の中世に関する専門家でおられますので、お話にもがぜん熱が入ります!

さすがに最初はちょっと緊張気味の参加者の風景

 

これは、出雲大社(杵築大社)の神郷図というもの。この図から、当時の出雲大社と、鰐淵寺、弥山の力関係などが表現されているのです。

一方これは、大山寺の絵巻図。中世時代ではあるのですが、当時も古代の国引き神話を用いて、我が母体(この絵で言えば大山寺ですね)のすごさ、歴史性などを表現しているとのことです(そこから寄付集めにつながってもいくとのことです)。

どんどんと話のネタに引き込まれていく参加者の皆さんの図

出雲国内の諏訪明神の分布図。諏訪明神とは、基本的には信濃国(長野県)が総本山ですよね。なぜに、こんなに出雲国に広がっているのか??そこに、中世出雲の特徴のひとつが表れているとのこと。

見えにくいのではありますが(^^;、 出雲国の地頭(佐伯さんいわく、今の警察署長さんくらい)の出身地。まぁ、いろんなところからお越しになられています。

 

佐伯さんからのお話によりますと、出雲の中世時代というのは、簡単にいいますと、

・日本海や、宍道湖、中海、またそこから伸びる大型河川(斐伊川、飯梨川)などを用いた水運で、広く日本海沿岸都市や大陸などとの交易が盛ん
・守護地頭制度ができ、いわゆる「キャリア官僚&そのおつきの人々」の行き来が盛ん。
・杵築神社、大山寺、鰐淵寺などの日本屈指の神仏拠点があって、その遷宮などの機会もあり、関連する人々の全国からの往来が盛ん。

ということで、想像する以上に全国からの人々の往来が盛んな土地、だったんだそうです。
しかも、そういった方が住みつき、根付いていくから、地域全体が、たくさんの人種のるつぼだったらしい。
イメージすれば、今の神戸?横浜?? はたまたサンフランシスコか???っていう感じ(言い過ぎかも(笑))
だから、今ここに住んでいる出雲の人も、そのルーツは、全然違うところにあるかも・・というか、ほぼ全然違ってて、ネイティブ出雲人のほうがまれかも・・ ということらしいのです。

これは、ほんとびっくり!!
地方なもんで、田舎なもんで、そんな、公益盛んな多様性ある土地だなんて想像もしてなかったし、そんなにハイカラな街だったの!!??って(笑)。しかも、自分のルーツは(何の根拠もなく)ずっと出雲だとおもってましたから(笑)。

そんな出雲地方への新しい目線を教えていただいたサロンでした~。

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